曙マーリンズ　一球集中！

1月17日の試合後より、体調不良などで、棄権する事が危ぶまれましたが、どうにか、インフルエンザの1名だけが休みとなり、昨日よりは、戦力が幾分アップしての対戦になりました。

【3回戦大道ベアーズ戦】
先発は昨日に引き続きカズトモ。相手は先の真和志地区大会で敗退を喫した大道ベアーズ。
1回にいきなり2死2塁のピンチを迎え、センターフライと思われた打球を落球し、1点を先制される悪い流れとなる。
2回以降、2死からランナーを出すが、後続が続かず、0対1のまま6回の攻撃を迎える。
監督がネクストバッターのハルヤスに、内角の球を思いっきり引っ張り、ホームランを狙って来いとの究極の指示を出したが、何とハルヤスが本当に実現。起死回生の同点ホームランとなる。7回にお互いにチャンスを作るが、得点を挙げられず、延長戦に入る。無死満塁の特別ルールは、西日本大会以来で、更に先行で満塁のチャンスをピンチに変えるマーリンズは、圧倒的に不利な状況となる。先頭が死球で1点を得るが、後続は打ち取られ1点だけに終わり、相手の攻撃は2番からの好打順と言う厳しい状況に追い込まれる。しかし、ここで奇跡が起こる。何とカズトモが3者連続三振を奪い、辛うじて勝利を得る。

【準々決勝高良カープ戦】
先発はカズトモ。勝ち上がる為にはカズトモしかいないマーリンズ。
相手投手は長身で球が速く、3回戦を完封で勝ち上がり、接戦が予想される試合でしたが…とんでもない試合になりました。
5回まで両投手の好投により、0対0のまま、6回の攻撃を迎える。
シングルヒットと2塁打で1死2、3塁のチャンスを作るが、スクイズを外され、2死3塁となり、チャンスを逸したかと思われたが、その後、ナガタの内野安打で1点を先制。
しかし、その裏に連続2塁打を打たれ、直ぐに同点に追いつかれる。7回はお互いにチャンスを作れず、またまた延長戦となるが、マーリンズは無得点に抑えられる。
敗色が濃厚となるが、レフトフライと、キャッチャーフライを落球した事が幸いし、ダブルプレーで奇跡的に無得点に抑える。
9回1死からハルヤスのライトゴロの間に2点を挙げるが、直ぐに2塁打を打たれ、同点に追いつかれ、またまた敗色が濃厚なマーリンズ。ここで迎えるのは相手5番バッターで、1塁が空いている状況で、監督がタイムを取り、子供達と相談した結果、満塁策を選択。ここからまたしてもカズトモが踏ん張る。三振、浅いレフトフライ、三振でサヨナラのピンチを切り抜ける。
とうとう10回に突入。
先頭のサードゴロが暴投となり、2点を貰うが、後続は打ち取られる。相手攻撃は、9番からで当たっているクリーンアップまでは、回したくない状況だったが、カズトモが無失点で抑え、試合終了。
1日に2度の延長戦。3度の無失点。監督指示が的中。貰った得点が決勝点と言う、まさにミラクルな1日でした。
子供達、監督、コーチ、父母が大声で勝利を喜んだ1日でした。